“墨堤”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぼくてい81.8%
すみだ9.1%
つつみ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
桜時さくらどきばかりの墨堤ぼくていでもあるまい。微醺びくんをなぶる夜の風、夏の墨堤をさまよったって、コラーという奴もあるめえじゃないか」
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
墨堤すみだや小金井と事変わり仮装や騒ぎが許可ゆるされなかったので、花見る人は比較的少なく常時いつもお山は静かであった。
善悪両面鼠小僧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ホイホイホイ、ホイホイホイ、墨堤つつみを走る駕籠であった。
名人地獄 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)