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墨守
ふりがな文庫
“墨守”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぼくしゅ
77.8%
ぼくしゆ
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼくしゅ
(逆引き)
もっとも水晶に針金を封じ込む方法はちゃんとあるので、こういう旧式な手法を
墨守
(
ぼくしゅ
)
するのは少し馬鹿気ているという議論も出るかもしれない。
実験室の記憶
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
諸君公徳などと云う野蛮の遺風を
墨守
(
ぼくしゅ
)
してはなりません。世界の青年として諸君が第一に注意すべき義務は自殺である。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
墨守(ぼくしゅ)の例文をもっと
(7作品)
見る
ぼくしゆ
(逆引き)
在来の倫理に
唯諾
(
ゐだく
)
し、在来の道徳を
墨守
(
ぼくしゆ
)
し、何事かの事業にはまりて一生を
竟
(
をは
)
るを以て、自ら甘んずること能はざるものあるに似たり。
明治文学管見:(日本文学史骨)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
今や時勢一
變
(
ぺん
)
して
舊規
(
きうき
)
を
墨守
(
ぼくしゆ
)
す可らず、宜しく政
權
(
けん
)
を王室に還し、以て萬國
竝立
(
へいりつ
)
の
基礎
(
きそ
)
を建つべし。其れ則ち當今の
急務
(
きふむ
)
にして、而て容堂の
至願
(
しぐわん
)
なり。
幕
(
ばく
)
下の
賢
(
けん
)
なる、必之を
察
(
さつ
)
するあらんと。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
墨守(ぼくしゆ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“墨守”の意味
《名詞》
墨守(ぼくしゅ)
戦争などにおいて城などを堅く守ること。堅守。
思想やしきたりをかたく改めないこと。「かたくな」といった悪い意味のことが多いが、良い意味の場合もある。
(出典:Wiktionary)
墨
常用漢字
中学
部首:⼟
14画
守
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
“墨”で始まる語句
墨
墨汁
墨染
墨痕
墨色
墨付
墨西哥
墨絵
墨堤
墨屋敷
検索の候補
旧套墨守
旧慣墨守
“墨守”のふりがなが多い著者
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
佐藤一斎
秋月種樹
ロマン・ロラン
北村透谷
柳田国男
正岡子規
夏目漱石
永井荷風
中谷宇吉郎