トップ
>
急務
ふりがな文庫
“急務”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きふむ
50.0%
きゅうむ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きふむ
(逆引き)
圖
(
はか
)
ることは一
日
(
にち
)
も
忽
(
ゆるが
)
せにすることの
出來
(
でき
)
ない
急務
(
きふむ
)
だと
考
(
かんが
)
へざるを
得
(
え
)
なかつた。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
今や時勢一
變
(
ぺん
)
して
舊規
(
きうき
)
を
墨守
(
ぼくしゆ
)
す可らず、宜しく政
權
(
けん
)
を王室に還し、以て萬國
竝立
(
へいりつ
)
の
基礎
(
きそ
)
を建つべし。其れ則ち當今の
急務
(
きふむ
)
にして、而て容堂の
至願
(
しぐわん
)
なり。
幕
(
ばく
)
下の
賢
(
けん
)
なる、必之を
察
(
さつ
)
するあらんと。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
急務(きふむ)の例文をもっと
(2作品)
見る
きゅうむ
(逆引き)
博士の
行方
(
ゆくえ
)
が判ると一番よいのだが、とにかく様子はこの少年の話で判ったから、一つ皆で天文学者谷村博士
邸
(
てい
)
を
捜査
(
そうさ
)
し、一人でもよいからその訳のわからぬ生物を
捕虜
(
ほりょ
)
にするのが
急務
(
きゅうむ
)
である。
崩れる鬼影
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
かかるうえは一
刻
(
こく
)
もはやく、小太郎山のとりでへ帰って、一
党
(
とう
)
の
面々
(
めんめん
)
にこのしまつをつげ、いよいよ兵をねり陣をならし、一
旦
(
たん
)
の風雲に乗じるの備えをなすこそ
急務
(
きゅうむ
)
である——と思ったのである。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
急務(きゅうむ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“急務”の意味
《名詞》
急 務(きゅうむ)
急いでしなければならない仕事。
(出典:Wiktionary)
急
常用漢字
小3
部首:⼼
9画
務
常用漢字
小5
部首:⼒
11画
“急”で始まる語句
急
急遽
急須
急足
急込
急湍
急立
急激
急病
急度
“急務”のふりがなが多い著者
佐藤一斎
秋月種樹
井上準之助
吉川英治
海野十三