“急激”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きふげき30.8%
きゅうげき30.8%
きゆうげき23.1%
きうげき7.7%
にはか7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近來きんらい世界せかい文運ぶんうん急激きふげき進展しんてんしたのと、國際的交渉こくさいてきかうせふいそがしくなつたのとで、わがくににおいても舊來きうらい言語げんごだけでははなくなつた。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
そのから、急激きゅうげきねつたかくなって、医者いしゃにもかかったけれど、ついに悪性あくせい肺炎はいえんこし、近所きんじょ人々ひとびと看護かんごをしてくれたかいもなく、とうとう、んでしまいました。
万の死 (新字新仮名) / 小川未明(著)
それと同時どうじ津浪つなみともなふことが其特色そのとくしよくである。これにはんして局部性きよくぶせい大地震おほぢしん規模きぼ狹小きようしようであるが、おほ陸地りくちおこるがために震動しんどう性質せいしつ急激きゆうげきである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
未開人の發火法はつくわはうに二大別有り。一は摩擦まさつ利用りようにして、一は急激きうげきなる衝突しやうとつ利用りようなり。木と木の摩擦まさつも火を生じ、石と石或は石と金の衝突しやうとつも火を生ず。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
むしあひはんした放縱はうじう日頃ひごろ自然しぜん精神せいしんにも肉體にくたいにも急激にはか休養きうやうあたへたのでかれ自分じぶんながら一はげつそりとおとろへたやうにもおもはれて
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)