“三厩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みうまや50.0%
みまや50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
津軽の三厩みうまやまで、百八十里、百十四次の長い道中だが、街道には物取りや夜盗、飢えて気が狂った人間がひしめきあっているのだろうから、どんなおさまりになるか、想像もつかない。
奥の海 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
青森市からバスに乗つて、この東海岸を北上すると、後潟うしろがた蓬田よもぎた、蟹田、平館たひらだて、一本木、今別いまべつ、等の町村を通過し、義経の伝説で名高い三厩みまやに到着する。所要時間、約四時間である。
津軽 (新字旧仮名) / 太宰治(著)