“厩戸皇子”の読み方と例文
読み方割合
うまやどのおうじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
和尚がことに心をひかれたのは、人皇三十一代用明天皇第二の皇子、すなわち厩戸皇子うまやどのおうじののこした言葉と言い伝えられるものであった。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
承わりますれば、上宮太子厩戸皇子うまやどのおうじ様、百王治天の安危をかんがえ、日本一州の未来記をしたため、この寺院に秘蔵あそばさるるとか。
赤坂城の謀略 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
うまやまえでおまれになったというので、皇子おうじのお厩戸皇子うまやどのおうじもうげました。のち皇太子こうたいしにおちになって、聖徳太子しょうとくたいしもうげるのはこの皇子おうじのことでございます。
夢殿 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)