“皇太子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうたいし25.0%
ヒツギノミコ25.0%
プリンス25.0%
プリンス・オヴ・ウェイルス25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この天皇てんのうがまだ皇太子こうたいしでおいでになった時分じぶん、おきさき穴太部あなとべ真人まひと皇女おうじょというかたが、あるばん御覧ごらんになったおゆめに、からだじゅうからきらきら金色こんじきひかりはなって
夢殿 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
真床襲衾マドコオフスマこそ、大嘗祭の褥裳を考へるよすがともなり、皇太子ヒツギノミコの物忌みの生活を考へるよすがともなる。物忌みの期間中、外の日を避ける為にかぶるものが、真床襲衾である。
大嘗祭の本義 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
あるものは「奴隷の湖」を越してマカラム街に櫛比しっぴする珈琲コーヒー店の食卓へ、またはホテル皇太子プリンスの婦人便所へ、他の一派は、丘の樹間に笹絹レースのそよぐ総督官舎の窓へと
ヤトラカン・サミ博士の椅子 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
六月三十日——皇太子プリンス・オヴ・ウェイルス劇場。「現場不在証明」。アガサ・クリスティの「ロジャア・アクロイド卿殺害事件」を舞台化したもの。トリイ夫人が出ている。