トップ
>
『赤坂城の謀略』
ふりがな文庫
『
赤坂城の謀略
(
あかさかじょうのからくり
)
』
(これは駄目だ) と正成は思った。 (兵糧が尽き水も尽きた。それに人数は僅か五百余人だ。然るに寄手の勢と来ては、二十万人に余るだろう。それも笠置を落城させて、意気軒昂たる者共だ。しかも長期の策を執り、この城を遠征めにしようとしている。とうて …
著者
国枝史郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「日の出」1935(昭和10)年6月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
来
(
きたり
)
代
(
かわ
)
戦
(
たたかい
)
扉
(
とぼそ
)
手腕
(
てなみ
)
主
(
しゅ
)
審
(
つぶ
)
樵夫
(
やまがつ
)
汝等
(
おのれら
)
猟
(
か
)
隅田
(
すみた
)
如何
(
いかが
)
憂
(
うれい
)
現代
(
いまのよ
)
直
(
ただ
)
草創
(
そうそう
)
衰弱
(
おとろ
)
迂回
(
まわ
)
勘
(
かんが
)
厳
(
おごそ
)
報知
(
しら
)
塵埃
(
じんあい
)
奪回
(
とりかえ
)
度
(
たび
)
徐
(
おもむろ
)
柱松
(
はしらもと
)
疲労
(
つか
)
翻
(
ひるが
)
薪
(
たきぎ
)
謀
(
はかりごと
)
輩
(
ともがら
)
一旦
(
いったん
)
予
(
あらかじ
)
云為
(
うんい
)
人君
(
じんくん
)
人王
(
じんおう
)
余燼
(
よじん
)
余騎
(
よき
)
公綱
(
きんつな
)
兵
(
つわもの
)
副
(
そ
)
厩
(
うまや
)
合戦
(
かっせん
)
君公
(
きみ
)
四辺
(
あたり
)
囲繞
(
いにょう
)
坂東
(
ばんどう
)
埋没
(
まいぼつ
)
執
(
と
)
外山
(
とやま
)
外目
(
よそめ
)
失墜
(
しっつい
)
孔明
(
こうめい
)
安
(
やす
)
定仏
(
じょうぶつ
)
宿所
(
しゅくしょ
)
寄手
(
よせて
)
尽瘁
(
じんすい
)
崇
(
あが
)
帝
(
みかど
)
幔幕
(
まんまく
)
弦鳴
(
つるな
)
張良
(
ちょうりょう
)
当手
(
とうて
)
御意
(
ぎょい
)
忍
(
しの
)
忝
(
かたじ
)
快然
(
かいぜん
)
恭
(
うやうや
)
悪逆
(
あくぎゃく
)
惜
(
おし
)
惰気
(
だき
)
掠
(
かす
)
援兵
(
えんぺい
)
撃
(
う
)
敵影
(
てきえい
)
於
(
おい
)
日
(
ひ
)
早馬
(
はやうま
)
東魚
(
とうぎょ
)
楠氏
(
なんし
)
正季
(
まさすえ
)
正成
(
まさしげ
)
正遠
(
まさとお
)
武夫
(
もののふ
)
武威
(
ぶい
)
殲滅
(
せんめつ
)
沈思
(
ちんし
)
河内
(
かわち
)
油断
(
ゆだん
)
流石
(
さすが
)
溺
(
おぼ
)
炭
(
すみ
)
焔
(
ほのお
)
焚
(
た
)
獼猴
(
びこう
)
甍
(
いらか
)
痕
(
あと
)
白鞍
(
しろくら
)
秋篠
(
あきしの
)