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惰気
ふりがな文庫
“惰気”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
だき
94.7%
なまけ
5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だき
(逆引き)
武蔵は今、ひたと、身を寄せて
屈
(
かが
)
みこんでいたが、その一瞬に、彼のこの日頃の
惰気
(
だき
)
も迷いも、毛穴からサッと吹き消されていた。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼
(
かれ
)
は大いに疲労して、
白昼
(
はくちう
)
の凡てに、
惰気
(
だき
)
を催うすにも拘はらず、知られざる
何物
(
なにもの
)
かの興奮の
為
(
ため
)
に、静かな
夜
(
よ
)
を
恣
(
ほしいまゝ
)
にする事が出来ない事がよくあつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
惰気(だき)の例文をもっと
(18作品)
見る
なまけ
(逆引き)
貧民窟に居ても栄一は存外呑気であるから、
惰気
(
なまけ
)
ものに会つては、なまけものゝ研究をし、下駄屋の門先に立てば古下駄屋の哲学を研究して居た。
死線を越えて:01 死線を越えて
(新字旧仮名)
/
賀川豊彦
(著)
惰気(なまけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“惰気”の意味
《名詞》
怠惰な気分、心情。
(出典:Wiktionary)
惰
常用漢字
中学
部首:⼼
12画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“惰”で始まる語句
惰
惰弱
惰眠
惰力
惰性
惰勢
惰民
惰夫
惰鴉
惰者
検索の候補
気惰
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佐藤紅緑
賀川豊彦
吉川英治
夏目漱石
国枝史郎
海野十三