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惰眠
ふりがな文庫
“惰眠”の読み方と例文
読み方
割合
だみん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だみん
(逆引き)
「渡らん、渡らん、大江の水、
溯
(
のぼ
)
らん、溯らん、千里の
江水
(
こうすい
)
。——青春何ぞ、客園の小池に飼われて
蛙魚泥貝
(
あぎょでいばい
)
の徒と共に、
惰眠
(
だみん
)
をむさぼらんや」
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
我が作れる狭き獄室に
惰眠
(
だみん
)
を
貪
(
むさぼ
)
る
徒輩
(
とはい
)
は、ここにおいて
狼狽
(
ろうばい
)
し、
奮激
(
ふんげき
)
し、あらん限りの手段をもって、
血眼
(
ちまなこ
)
になって、我が勇敢なる侵略者を迫害する。
初めて見たる小樽
(新字新仮名)
/
石川啄木
(著)
以上は新型式の
勃興
(
ぼっこう
)
に
惰眠
(
だみん
)
をさまされた
懶翁
(
らんおう
)
のいまださめ切らぬ目をこすりながらの感想を直写したままである。あえて読者の
叱正
(
しっせい
)
を祈る次第である。
俳句の型式とその進化
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
惰眠(だみん)の例文をもっと
(9作品)
見る
“惰眠”の意味
《名詞》
怠けて眠ること。
何もせず無駄に過ごすこと。
活気がないこと。
(出典:Wiktionary)
惰
常用漢字
中学
部首:⼼
12画
眠
常用漢字
中学
部首:⽬
10画
“惰眠”で始まる語句
惰眠児
検索の候補
惰眠児
“惰眠”のふりがなが多い著者
吉川英治
中里介山
有島武郎
石川啄木
寺田寅彦