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惰性
ふりがな文庫
“惰性”の読み方と例文
読み方
割合
だせい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だせい
(逆引き)
俗
(
ぞく
)
に「ふみきり」といふペタルで、つまり
普
(
ふ
)
通の自轉車のやうに、或る程度の
惰性
(
だせい
)
がついたらペタルの上で足を休ませてゆくといふことが出來ない。
坂道
(旧字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
何
(
なん
)
となれば、これ
等
(
ら
)
の
材料
(
ざいりよう
)
は
家屋各部
(
かおくかくぶ
)
の
結束
(
けつそく
)
に
無能力
(
むのうりよく
)
なるが
上
(
うへ
)
に、
地震
(
ぢしん
)
のとき、
自分
(
じぶん
)
の
惰性
(
だせい
)
を
以
(
もつ
)
て
家屋
(
かおく
)
が
地面
(
ぢめん
)
と
一緒
(
いつしよ
)
に
動
(
うご
)
くことに
反對
(
はんたい
)
するからである。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
名称はその初期の目的さえ達してしまえば、後はただ
惰性
(
だせい
)
をもって我々がこれを保持するに過ぎなかったのである。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
惰性(だせい)の例文をもっと
(8作品)
見る
惰
常用漢字
中学
部首:⼼
12画
性
常用漢字
小5
部首:⼼
8画
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