“反對”のいろいろな読み方と例文
新字:反対
読み方割合
はんたい64.5%
あべこべ9.7%
うらはら9.7%
うら6.5%
あべこ3.2%
うらうへ3.2%
コントレエル3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鐵車てつしや其樣そんことではビクともしない、反對はんたいじう彈飛はじきとばすと、百獸ひやくじう王樣わうさま團子だんごのやうにくさうへ七顛八倒しちてんばつたう吾等われら一同いちどうはドツとわらつた。
ひどやすくなつちやつたな、さむつちや保存もちがえゝのにけえつやすいつちうんだからまる反對あべこべになつちやつたんだな」勘次かんじ青菜あをなをけならべつゝいつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
思ふ事は反對うらはらにお聞きになつても汲んで下さるか下さらぬか其處ほどは知らねど、よし笑ひ物になつても私は貴君に笑ふて頂き度、今夜は殘らず言ひまする
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
彼我に、わが求むるものはその反對うらなり、こゝを立去りてまた我に累をなすなかれ、かくへつらふともこの窪地くぼちに何の益あらんや 九四—九六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
飯田町いひだまちのおなみことつてかとひかけるに、おふくは百ねんまへからとはぬばかりにして、れを御存ごぞんじのいは此處こゝ奧樣おくさまお一かたらぬは亭主ていしゆ反對あべこだね、まだわたしこといが
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
きつはなして急催促きふさいそく言譯いひわけすべきほどもなくたちま表向おもてむきの訴訟沙汰そしようざたとはれりけるもと松澤まつざは數代すだい家柄いへがら信用しんようあつければ僅々きん/\せん二千にせんかね何方いづかたにても調達てうたつ出來得できうべしと世人せじんおもふは反對うらうへにて玉子たまご四角しかくまだ萬國博覽曾ばんこくはくらんくわいにも陳列ちんれつ沙汰さた
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
こはかの大と小との如く、その間にやゝ大、やゝ小の如き階級を容るべき反對コントレエルの意義におなじからず。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)