“出來得”の読み方と例文
新字:出来得
読み方割合
できう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大革命(だいかくめい)とも名(なづ)けられる位(くらゐ)だ、防腐法(ばうふはふ)の發明(はつめい)によつて、大家(たいか)のピロウゴフさへも、到底(たうてい)出來得(できう)べからざる事(こと)を認(みとめ)てゐた手術(しゆじゆつ)が、容易(たやす)く遣(や)られるやうにはなつた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
草葉(くさば)の露(つゆ)と消(き)えてしまはねばならぬのであるから成敗(せいばい)は元(もと)より豫期(よき)し難(がた)いが、出來得(できう)る丈(だ)けの手段(しゆだん)は盡(つく)さねばならぬと考(かんが)へたので、遂(つひ)に意(ゐ)を决(けつ)して、吾等(われら)は此(この)急難(きふなん)をば
切(きつ)て放(はな)して急催促(きふさいそく)に言譯(いひわけ)すべき程(ほど)もなく忽(たちま)ち表向(おもてむ)きの訴訟沙汰(そしようざた)とは成(な)れりける素(もと)松澤(まつざは)は數代(すだい)の家柄(いへがら)世(よ)の信用(しんよう)も厚(あつ)ければ僅々(きん/\)千(せん)や二千(にせん)の金(かね)何方(いづかた)にても調達(てうたつ)は出來得(できう)べしと世人(せじん)の思(おも)ふは反對(うらうへ)にて玉子(たまご)の四角(しかく)まだ萬國博覽曾(ばんこくはくらんくわい)にも陳列(ちんれつ)の沙汰(さた)を
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)