“玉子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たまご90.9%
タマゴ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水しやくひの娘は、いた玉子たまごを包みあへぬ、あせた緋金巾ひがなきん掻合かきあわせて、が赤いうおくわへたやうに、みよしにとぼんととまつて薄黒い。
光籃 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
昌平橋しょうへいばしたもとへ高札のように貼って押し立てて、聖堂に通う学者の玉子たまごに読ませて、江戸一円の笑い草にしたことさえありました。
「生ミタテ玉子タマゴアリマス。」
続野人生計事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)