“玉子酒”の読み方と例文
読み方割合
たまござけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こゝは田舎ゐなかでいやながありますが玉子酒たまござけにするとそのを消すさうでございます、それにあたゝまつてうございます。
「お松、気分はいいかい、さっき持たしてよこした玉子酒たまござけを飲んでみたかい」
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
親分さん、私は氣が弱かつたのです、主人にさう言はれると、氣に染まないことでもいやとは申せませんでした。帶を解かずに六十日、主人の介抱したと言ふのも大嘘で、私と旦那は毎晩玉子酒たまござけ