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玉子酒
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たまござけ
ふりがな文庫
“
玉子酒
(
たまござけ
)” の例文
こゝは
田舎
(
ゐなか
)
でいやな
香
(
か
)
がありますが
玉子酒
(
たまござけ
)
にするとその
香
(
か
)
を消すさうでございます、それに
暖
(
あたゝま
)
つて
宜
(
よ
)
うございます。
鰍沢雪の夜噺(小室山の御封、玉子酒、熊の膏薬)
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「お松、気分はいいかい、さっき持たしてよこした
玉子酒
(
たまござけ
)
を飲んでみたかい」
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
親分さん、私は氣が弱かつたのです、主人にさう言はれると、氣に染まないことでも
否
(
いや
)
とは申せませんでした。帶を解かずに六十日、主人の介抱したと言ふのも大嘘で、私と旦那は毎晩
玉子酒
(
たまござけ
)
を
銭形平次捕物控:161 酒屋忠僕
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
燗鍋
(
かんなべ
)
を
囲炉裡
(
ゐろり
)
にかけて玉子を二ツ三ツポン/\と中に入れましたが
早速
(
さつそく
)
玉子酒
(
たまござけ
)
が
出来
(
でき
)
ました。女
鰍沢雪の夜噺(小室山の御封、玉子酒、熊の膏薬)
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
何
(
な
)
んだ
玉子酒
(
たまござけ
)
をして
食
(
く
)
ひやがつて、
亭主
(
ていしゆ
)
は
山越
(
やまごえ
)
をして
方々
(
はう/″\
)
商
(
あきなひ
)
をしてゐるに、
嬶
(
かゝ
)
アは
玉子酒
(
たまござけ
)
をして
食
(
くら
)
やアがる、まだあまつてゐるが
飲
(
の
)
んでやれ、オイ
誰
(
だれ
)
だおくまか、どこへ
行
(
い
)
つたんだ。
鰍沢雪の夜噺(小室山の御封、玉子酒、熊の膏薬)
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“玉子酒(卵酒)”の解説
卵酒(玉子酒、たまござけ)は、酒に鶏卵、砂糖を混ぜ、温めたアルコール飲料である。ホットカクテルの一種。冬の季語でもある。
(出典:Wikipedia)
玉
常用漢字
小1
部首:⽟
5画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
酒
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
“玉子”で始まる語句
玉子
玉子麩
玉子形
玉子屋
玉子焼
玉子煮
玉子綴
玉子酢
玉子焼鍋
玉子豆腐