“保存”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほぞん70.6%
もち11.8%
しま5.9%
5.9%
とっ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いままでみづんだり、それを保存ほぞんするには椰子やしからのようなものとか、貝類かひるいからとかを使つかふことのほかはなかつたのであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
... 親切に拵えたのと不親切に拵えたのとは保存もちが違うから争われないものだ」下女「全くそうでございますね。栗をちょっとしたお料理に使えますか」
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
その翌日あくるひもやっぱり今の通りに液を沸立てて栗へかけて一週間毎日そうしてそのまま保存しまっておくと一年過ぎても味が変らない。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
ほかの事で玉子を割りますとそのからをそっくり保存っておきます。殻の中へいくらかずつ白みが残っていますから空気に触れないようにしておくと固まりません。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
このパテーの皮は一度拵えて直ぐ焼いておくと冬は一週間以上十日や十五日位保存とっておけますから食べる時中身を詰めるばかりでどんなに調法だか知れません。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)