“十河存保”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そごうまさやす50.0%
そごうながやす50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこは、市外に近い、蒼古そうことした禅刹ぜんさつの門だった。十河存保そごうまさやすの陣所として、鉄槍や武者の影に埋まっている。宗易は、前後を囲まれながら、槍ぶすまの門を、静かに通った。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これは阿波あわ三好党とよぶ四国の兵で、去年、京都から駆逐された十河そごう一族が中心である。都落ちの時、病人の足利義栄よしひでをつれて阿波へ逃げた十河存保そごうまさやすが、総指揮に当っている。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また讃岐さぬき十河存保そごうながやすも、和を求めている有様である。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)