“だせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
惰性66.7%
惰勢16.7%
打製16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんとなれば、これ材料ざいりよう家屋各部かおくかくぶ結束けつそく無能力むのうりよくなるがうへに、地震ぢしんのとき、自分じぶん惰性だせいもつ家屋かおく地面ぢめん一緒いつしようごくことに反對はんたいするからである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
しかし、すぐよしてしまうのは、やはり惜しいような気がして、意志の力でというよりは、むしろ惰勢だせいで走りつづけていました。そのうちに、ふと眼にうつったのは一本の大きな立木でした。
青年の思索のために (新字新仮名) / 下村湖人(著)
石斧せきふについでたくさんにあるのは、いし石鏃せきぞく)であります。石鏃せきぞく磨製ませいもありますが、これはいたつてかずすくなく、ところかぎられてゐまして、たいていは打製だせいであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)