“東魚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうぎょ66.7%
トウギヨ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人王じんおう九十五代ニ当ツテ、天下一たび乱レテ而テしゅやすカラズ。此時東魚とうぎょきたりテ四海ヲ呑ム。西天ニ没スルコト三百七十余箇日。西鳥来テ東魚ヲ食ウ。其後海内一ニ帰スルコト三年。
赤坂城の謀略 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
東魚とうぎょとは、関東の逆臣北条。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
人皇ジンワウ九十五代ノ世ニ当ツテ、天下一トタビ乱レテ、シユモ安カラズ。コノ時、東魚トウギヨキタツテ、四海ヲ呑ミ、日ノ西天ニ没スルコト三百七十余日、西鳥サイテウキタツテ、東魚ヲ食ラフ。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)