“現代”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いま53.3%
げんだい26.7%
いまのよ13.3%
こんにち6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現代いまでも、田舎などではどうかすると見かけることがあるが、悠長ゆうちょうな江戸時代には、こんなことをばかにやかましく言って、厳重に守ったものだ。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
それはふるいことで、この歌人かじんのゐた時分じぶんのことではないが、うたうへではかういふふうに、現代げんだいふるいものに爲立したてゝつくることもあつたのです。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
現代いまのよ人達ひとたちから頭脳あたまふるいとおもわれるかぞんじませぬが、ふるいにも、あたらしいにも、それがその時代じだいおんなみちだったのでございます。
(天国のような名刀が、二本も三本も、現代こんにちに残っている筈はない。あの天国さえ打ち砕いてしまったら)
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)