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楠氏
ふりがな文庫
“楠氏”の読み方と例文
読み方
割合
なんし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんし
(逆引き)
然るに答える者はなく、駈け出して来る兵もなく、
楠氏
(
なんし
)
の陣営には、
焚
(
た
)
きすてられた
篝
(
かがり
)
が、
余燼
(
よじん
)
を上げているばかりであった。
赤坂城の謀略
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
蒲生君平高山彦九郎の
輩
(
はい
)
をして皇室の衰頽を歎ぜしめ勤王の大義を天下に唱えしむるにおいて最も力ありしものは
嗚呼
(
ああ
)
夫
(
そ
)
れ忠臣
楠氏
(
なんし
)
の事跡にあらずして何ぞや
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
然
(
しか
)
れども其の意を立て材を排する
所以
(
ゆえん
)
を考うるに、
楠氏
(
なんし
)
の
孤女
(
こじょ
)
を
仮
(
か
)
りて、南朝の
為
(
ため
)
に気を吐かんとする、おのずから
是
(
こ
)
れ一大文章たらずんば
已
(
や
)
まざるものあるをば推知するに足るあり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
楠氏(なんし)の例文をもっと
(7作品)
見る
“楠氏(楠木氏)”の解説
楠木氏(くすのきし)は、河内国を中心に、南北朝時代に活躍した南朝方の武家。「楠氏」と表記される事もある。
(出典:Wikipedia)
楠
漢検準1級
部首:⽊
13画
氏
常用漢字
小4
部首:⽒
4画
“楠”で始まる語句
楠
楠公
楠正成
楠木正成
楠木
楠緒
楠流
楠木正行
楠木多聞兵衛正成
楠正行
“楠氏”のふりがなが多い著者
内村鑑三
国枝史郎
幸田露伴
吉川英治