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楠流
ふりがな文庫
“楠流”の読み方と例文
読み方
割合
くすのきりゅう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くすのきりゅう
(逆引き)
あれは古くからある
楠流
(
くすのきりゅう
)
や唐書の
六韜
(
りくとう
)
を焼直して、でッち上げたいかがわしい兵学だとか、世間で悪声を放ったのが、門人の耳に伝わって、よけいに感情が悪化したせいもあるが
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
裾野
(
すその
)
でいちど見たことがある。——
謙信流
(
けんしんりゅう
)
、
楠流
(
くすのきりゅう
)
、
永沼流
(
ながぬまりゅう
)
、
小早川流
(
こばやかわりゅう
)
、
甲州流
(
こうしゅうりゅう
)
、
孔明流
(
こうめいりゅう
)
、
唐
(
から
)
の
孫武陸子
(
そんぶりくし
)
の兵法にもない
胡蝶
(
こちょう
)
の
陣
(
じん
)
! あれは
咲耶子
(
さくやこ
)
が
野武士
(
のぶし
)
で
馴
(
な
)
らした
得意
(
とくい
)
ふしぎな
陣法
(
じんぽう
)
ですよ
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そのうちでも代表的な孔明流の兵書と称する「
諸葛亮
(
しょかつりょう
)
五法五巻」などは日本にも伝わって、後のわが
楠流
(
くすのきりゅう
)
軍学や甲州流そのほかの兵学書などと同列しているが、もとより信じられるものではない。
三国志:12 篇外余録
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
楠流(くすのきりゅう)の例文をもっと
(3作品)
見る
楠
漢検準1級
部首:⽊
13画
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
“楠流”で始まる語句
楠流後学
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