“楠正行”の読み方と例文
読み方割合
くすのきまさつら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水兵は快然とみつつ、「今日はね、おとうさま、楠正行くすのきまさつらの話よ。僕正行ア大好き。正行とナポレオンはどっちがエライの?」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
「まっ先にきた小桜縅こざくらおどしのよろい着て葦毛あしげの馬に乗り、重籐しげどうゆみを持ってたかの切斑きりふを負い、くわがたのかぶとを馬の平首につけたのはあれは楠正行くすのきまさつらじゃ」
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)