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切斑
ふりがな文庫
“切斑”の読み方と例文
読み方
割合
きりふ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きりふ
(逆引き)
この日経正は、
紫地
(
むらさきじ
)
の錦の
直垂
(
ひたたれ
)
に、萌黄匂の鎧、
長覆輪
(
ながふくりん
)
の太刀をはき、
切斑
(
きりふ
)
の矢負い、重籐の弓小脇にかいばさんだ雄々しい出で立ちであった。
現代語訳 平家物語:07 第七巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
「まっ先にきた
小桜縅
(
こざくらおどし
)
のよろい着て
葦毛
(
あしげ
)
の馬に乗り、
重籐
(
しげどう
)
の
弓
(
ゆみ
)
を持ってたかの
切斑
(
きりふ
)
の
矢
(
や
)
を負い、くわ
形
(
がた
)
のかぶとを馬の平首につけたのはあれは
楠正行
(
くすのきまさつら
)
じゃ」
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
二十四本背に差したるは
切斑
(
きりふ
)
の矢、
重籐
(
しげとう
)
の弓を小脇にかいこんで、乗る馬は連銭
葦毛
(
あしげ
)
、
鐙
(
あぶみ
)
をふんばって声を
轟
(
とどろ
)
かせた。
現代語訳 平家物語:04 第四巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
切斑(きりふ)の例文をもっと
(6作品)
見る
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
斑
常用漢字
中学
部首:⽂
12画
“切”で始まる語句
切
切支丹
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切先
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大切斑
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佐藤紅緑
作者不詳