“なんし”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ナンシ
語句割合
男子50.0%
楠氏21.9%
南子15.6%
南枝12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これ吉瑞きちずゐなりけん、此年此家のよめ初産うひざん男子なんしをまうけ、やまひもなくておひたち、三ツのとし疱瘡はうさうもかろくして今年七ツになりぬ。
蒲生君平高山彦九郎のはいをして皇室の衰頽を歎ぜしめ勤王の大義を天下に唱えしむるにおいて最も力ありしものは嗚呼ああれ忠臣楠氏なんしの事跡にあらずして何ぞや
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
先師が南子なんしに謁見された。子路がそのことについて遺憾の意を表した。先師は、すると、誓言するようにいわれた。——
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
胡場こば北風ほくふういなゝき、越鳥ゑつてう南枝なんしくふ、故郷こきやうわすれがたきは世界の人情にんじやう也。