“南子”の読み方と例文
読み方割合
なんし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
子、南子なんしを見る。子路よろこばず。夫子ふうしこれちかいて曰く、われよからぬところあらば、天之をてん、天之をてんと。(雍也、二八)
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
先師が南子なんしに謁見された。子路がそのことについて遺憾の意を表した。先師は、すると、誓言するようにいわれた。——
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
父・靈公の夫人(といつても太子の母ではない)南子なんしは宋の國から來てゐる。
盈虚 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)