“准南子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えなんじ50.0%
ゑなんし25.0%
ゑなんじ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
准南子えなんじ』に、「天気為魂、地気為魄。」(天の気を魂となし、地の気を魄となす)、あるいは「魄者陰之神也」(魄は陰の神なり)とあり。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
久保愛、あざな君節くんせつ、筑水と号した。通称は荘左衛門であつた。荀子増註の序、標注准南子ゑなんしの序等の自署に拠るに、信濃の人で、一説に安藝の人だとするは疑はしい。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
例へば山氣多男、澤氣多女と准南子ゑなんじに記してある山氣澤氣の氣の如きが、其である。此の山氣男多しといへる山氣は、山氣日夕佳なりとある有名の陶詩の句の中の山氣とは、やゝ異なつて居る。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)