“ゑなんじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
准南子50.0%
淮南子50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例へば山氣多男、澤氣多女と准南子ゑなんじに記してある山氣澤氣の氣の如きが、其である。此の山氣男多しといへる山氣は、山氣日夕佳なりとある有名の陶詩の句の中の山氣とは、やゝ異なつて居る。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
この途上で、私達は初めて蜣螂と云ふ虫(金亀子こがねむしの一種)が牛馬のふんを丸めて巣に運ぶのを目にした。「淮南子ゑなんじ」にある「蜣螂、ぐわんを弄する」と云ふのは、是れであつた。