“えなんじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
淮南子83.3%
准南子16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
淮南子えなんじ』またいう、〈鶏はまさにけんとするを知り、鶴は夜半を知る、その鳴高亮こうりょう、八、九里に聞ゆ、雌は声やや下る、今呉人園囿えんゆう中および士大夫家の皆これを養う
孔子、王道を行なわんと欲して東西南北し、七十たびぜいしたれども、う所なかりき。故に衛の夫人と弥子瑕とに因りて、その道を通ぜんと欲せり。(『淮南子えなんじ』、泰族訓)
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
准南子えなんじ』に、「天気為魂、地気為魄。」(天の気を魂となし、地の気を魄となす)、あるいは「魄者陰之神也」(魄は陰の神なり)とあり。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
准南子えなんじニ曰ク「養由基ヨウユウキ楊葉ヨウヨウヲ射ル、百発百中、恭王キョウオウ猟シテ白猿ヲ見ル、樹ヲメグッテヲ避ク、王、由基ニ命ジ之ヲ射シム、由基始メ弓ヲ調ベ矢ヲム、猿スナワチ樹ヲ抱イテサケブ」
弓道中祖伝 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)