“越鳥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えっちょう50.0%
ゑつてう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
越鳥えっちょうは南枝に巣くうということだが、いい知らぬ人情が、本能的に人を故郷の方へ向けてしまうと見える。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
胡場こば北風ほくふういなゝき、越鳥ゑつてう南枝なんしくふ、故郷こきやうわすれがたきは世界の人情にんじやう也。