“えっちょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
越中50.0%
越鳥50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小野蘭山おのらんざんの『本草綱目啓蒙ほんぞうこうもくけいもう』に、蒲公英を越中えっちょう国でツヅミグサというとあり、しかもこの地方でタンポポというのは、花生けその他の竹の筒のことであるのを見ると
越鳥えっちょうは南枝に巣くうということだが、いい知らぬ人情が、本能的に人を故郷の方へ向けてしまうと見える。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)