“越後獅子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えちごじし90.9%
ゑちごじゝ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
越後獅子えちごじしの説にると、「あの子の母親は、よっぽどしっかりした女に違いない」という事である。あるいは、そうかも知れない。
パンドラの匣 (新字新仮名) / 太宰治(著)
園内では楽隊が越後獅子えちごじしを奏している。客は半分以上集まった。夫婦はなかへ這入はいって接待をせねばならん。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ちやうどまち場末ばすゑむでる日傭取ひようとり土方どかた人足にんそく、それから、三味線さみせんいたり、太鼓たいこらしてあめつたりするもの越後獅子ゑちごじゝやら、猿廻さるまはしやら、附木つけぎものだの、うたうたふものだの
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)