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唐獅子
ふりがな文庫
“唐獅子”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
からじし
75.0%
からしし
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からじし
(逆引き)
私が再び
頷
(
うなず
)
きながら、この
築地
(
つきじ
)
居留地の図は、独り銅版画として興味があるばかりでなく、
牡丹
(
ぼたん
)
に
唐獅子
(
からじし
)
の絵を描いた
相乗
(
あいのり
)
の
人力車
(
じんりきしゃ
)
や
開化の良人
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
引いた上、下の部屋には番頭さんと福次郎どんが、
唐獅子
(
からじし
)
のやうにがん張つて居るんです。いくら私が遊び好きでも、脱け出せやしません
銭形平次捕物控:179 お登世の恋人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
唐獅子(からじし)の例文をもっと
(15作品)
見る
からしし
(逆引き)
手摺
(
てず
)
れた古い漆塗りの廻廊を過ぎ、階段を
後
(
うしろ
)
にして拝殿の堅い畳の上に坐って、正面の奥
遥
(
はるか
)
には、
金光燦爛
(
きんこうさんらん
)
たる神壇、近く前方の右と左には
金地
(
きんじ
)
に
唐獅子
(
からしし
)
の壁画
霊廟
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
天火
(
てんび
)
のふる祭の晩の神前に幾つとなくかかぐる牡丹の
唐獅子
(
からしし
)
の大提燈は、またわかい
六騎
(
ロツキユ
)
の逞ましい日に燒けた
腕
(
かひな
)
に献げられ、霜月親鸞上人の御正忌となれば七日七夜の法要は寺々の鐘鳴りわたり
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
唐獅子(からしし)の例文をもっと
(5作品)
見る
“唐獅子”の解説
唐獅子(からじし)、または獅子(しし)とは中国、日本に伝わる神獣である。
もとは仏陀の一族を守護するインドライオンがモチーフであり、中国に伝わるにつれて美術的、装飾的に図案化されていった。古来、獅子は百獣の王、瑞獣と考えられ、美術品の意匠として巻毛のたてがみを蓄えた勇壮な姿で描かれてきた。
(出典:Wikipedia)
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
獅
漢検準1級
部首:⽝
13画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“唐”で始まる語句
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