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唐獅子
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からしし
ふりがな文庫
“
唐獅子
(
からしし
)” の例文
手摺
(
てず
)
れた古い漆塗りの廻廊を過ぎ、階段を
後
(
うしろ
)
にして拝殿の堅い畳の上に坐って、正面の奥
遥
(
はるか
)
には、
金光燦爛
(
きんこうさんらん
)
たる神壇、近く前方の右と左には
金地
(
きんじ
)
に
唐獅子
(
からしし
)
の壁画
霊廟
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
天火
(
てんび
)
のふる祭の晩の神前に幾つとなくかかぐる牡丹の
唐獅子
(
からしし
)
の大提燈は、またわかい
六騎
(
ロツキユ
)
の逞ましい日に燒けた
腕
(
かひな
)
に献げられ、霜月親鸞上人の御正忌となれば七日七夜の法要は寺々の鐘鳴りわたり
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
餌
(
ゑば
)
に飽きたる
唐獅子
(
からしし
)
も
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
刻みさしつる
唐獅子
(
からしし
)
の
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
支那彫
(
しなぼり
)
の
唐獅子
(
からしし
)
の
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“唐獅子”の解説
唐獅子(からじし)、または獅子(しし)とは中国、日本に伝わる神獣である。
もとは仏陀の一族を守護するインドライオンがモチーフであり、中国に伝わるにつれて美術的、装飾的に図案化されていった。古来、獅子は百獣の王、瑞獣と考えられ、美術品の意匠として巻毛のたてがみを蓄えた勇壮な姿で描かれてきた。
(出典:Wikipedia)
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
獅
漢検準1級
部首:⽝
13画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“唐”で始まる語句
唐突
唐
唐紙
唐土
唐桟
唐櫃
唐草
唐辛子
唐人
唐黍