“えちごじし”の漢字の書き方と例文
語句割合
越後獅子100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
目がさめると裏の家で越後獅子えちごじしのおさらいをしているのが、哀愁あいしゅうふかく耳についた。
挿話 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
口三味線くちじゃみせん越後獅子えちごじしに毎々人を驚かした画家はモン・パルナッスから、追分おいわけ端唄はうた浪花節なにわぶし、あほだら経、その他の隠し芸をった彫刻家や画家は各自めいめいに別れ住む町々から別離わかれを惜みに来た。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
身を灰塵かいじん中にころばして白くし、越後獅子えちごじし様に逆立ちこれを久しゅうせるを鳶が望んで灰塚の頂に生肉二塊ありと誤認し、二、三羽下り撃つところを取って羽生えたまま煮え沸くなべに押し込むを