“別離”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わかれ93.1%
おわかれ3.4%
べつり3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このおやと子と突然に別離わかれを告げたのである。それも尋常一様の別離わかれでない。父は夢のように姿を隠して、夢のように死んだのである。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
あゝ、それが最後の別離おわかれだ。』
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
忘れがたい人々との心にもない別離べつり、その間の私の完全な無為むい
美しい村 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)