“哀別離苦”の読み方と例文
読み方割合
あいべつりく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少時手にせるままにめゐれば、よし今は憂くも苦くも、く住慣れしこの世を去りて、永く返らざらんとする身には、一盃の酒に対するも、又哀別離苦の感無き能はざるなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
て、面影ゆべくは、かまた哀別離苦ふものぞ。よ、須臾れ、に。にあこがるゝもの、らしく遺兒たちと、温優貞淑なる令夫人とのみにあらざるなり。
芥川竜之介氏を弔ふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
相愛の男女の哀別離苦をうたっているようでもある。
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)