“別離苦”の読み方と例文
読み方割合
わかれ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
別離苦わかれ一目ひとめてえんでたった一人ひとり駈出かけだしてさ、吹雪僵ふぶきだおれになつたんだとよ。そりやあとで分つたが、そン時あ、おいらツちがおぶつてうちまで届けて遣つた。
海城発電 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
別離苦わかれに一目てえんでたった一人駈出かけだしてさ、吹雪だおれになったんだとよ。そりゃ後で分ったが、そン時あ、おいらッちがおぶってうちまで届けてやった。
海城発電 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)