“越後家”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えちごけ50.0%
ゑちごけ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十何年間というもの、紛争に紛争をしつづけていたが、幕府の親藩しんぱんであるため、たれも断をくだせなかった越後家えちごけ大獄たいごくを、たった二日で裁いて、明快な処置をつけたのは、綱吉だった。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
尋ね候處文右衛門は八ヶ年以前國表くにおもて越後家ゑちごけ浪人らうにんいたし當時は山崎町に住居すまひ悉皆こと/″\困窮こんきう零落れいらくに及び往來に立て袖乞を致し漸々やう/\其日々々を送り候と申す事故私し儀甚だ氣のどくに存じ十八ヶ年以前の恩義おんぎ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)