“楠”の読み方と用例
読み方(ふりがな)割合
くすのき61.7%
くす31.9%
くう4.3%
ナン2.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“楠”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸3.2%
文学 > 日本文学 > 日本文学1.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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「これからはまた新田の力で宮方も勢いを増すでおじゃろ。くすのき北畠きたばたけが絶えたは惜しいが、また二方が世にすぐれておじゃるから……」
〔出典〕武蔵野(新字新仮名)/山田美妙(著)
着くなり風に閉じこめられた工合で、僕は終日呆然ぼうぜんとして庭の向うのくすのきの大木が今にもちぎれそうに枝葉をふきなびかされるのを
〔出典〕石ころ路(新字新仮名)/田畑修一郎(著)
――敗れた正成、正季まさすえらの一族はどう逃げ道をとったか? 昔は、この地方一帯にくすが多かったという川辺氏の話の端にも興味はつきない。
〔出典〕随筆 私本太平記(新字新仮名)/吉川英治(著)
訶和郎かわろの馬は狭ばまった谷間の中へ踏み這入った。前には直立した岩壁から逆様にくすの森が下っていた。訶和郎は馬から卑弥呼を降して彼女にいった。
〔出典〕日輪(新字新仮名)/横光利一(著)
くうちゃんにも列席してもらいたいとは思いますが、遠方のことでもあり、それに万事内輪にと思いますから、おまえたち兄妹きょうだいの総代として鶏ちゃんに出席してもらうことにします。
〔出典〕再婚について(新字新仮名)/島崎藤村(著)
「どれ、くうちやんのところへ葉書でも出すかナ。」
〔出典〕山陰土産(旧字旧仮名)/島崎藤村(著)
すなわちクス科タブノキ属 Machilus の一種で中国に産する多分ナン(クスノキではない)すなわち Machilus Nanmu Hemsl.(今は Phoebe Nanmu Gamble)ではなかろうか。
〔出典〕植物一日一題(新字新仮名)/牧野富太郎(著)