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失墜
ふりがな文庫
“失墜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しっつい
87.5%
おと
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しっつい
(逆引き)
しかし、笠置、赤坂の
失墜
(
しっつい
)
がひびいて、熊野ノ別当以下三
山
(
ざん
)
の勢力も、宮方には冷たく、宮はやがて吉野から
十津川
(
とつがわ
)
の深くに一時身をかくした。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その彼の
失墜
(
しっつい
)
の瞬間こそ、私が彼の中に、彼流にいう私の「場所」を発見できる唯一の瞬間になるのだ。……
軍国歌謡集
(新字新仮名)
/
山川方夫
(著)
失墜(しっつい)の例文をもっと
(7作品)
見る
おと
(逆引き)
しかも、その意地も通らず、桔梗河原でも武名を
失墜
(
おと
)
した憤りは、毒焔の如く、玄蕃に生のある限り胸の底に燃えている。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
失墜(おと)の例文をもっと
(1作品)
見る
“失墜”の意味
《名詞》
失墜(しっつい)
信用などを失うこと。落とすこと。
(context、dated)無駄使いすること。浪費。
(出典:Wiktionary)
失
常用漢字
小4
部首:⼤
5画
墜
常用漢字
中学
部首:⼟
15画
“失”で始まる語句
失
失敗
失策
失踪
失望
失礼
失禮
失敬
失笑
失錯
“失墜”のふりがなが多い著者
石河幹明
加藤道夫
山川方夫
吉川英治
国枝史郎