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ぎじん
ふりがな文庫
“ぎじん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
義人
72.7%
偽人
9.1%
偽陣
9.1%
妓陣
9.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
義人
(逆引き)
政治を論じたり国事を憂いたりする事も、恐らくは貧家の子弟の志すべき事ではあるまい。但し米屋酒屋の勘定を支払わないのが
志士
(
しし
)
義人
(
ぎじん
)
の特権だとすれば問題は別である。
正宗谷崎両氏の批評に答う
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ぎじん(義人)の例文をもっと
(8作品)
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偽人
(逆引き)
神は常に与える。が、しかし決して承認を強要しない。無智なる者、資格なき者は
之
(
これ
)
を排斥する。それは当然である。異端邪説があればこそ、
爰
(
ここ
)
に初めて
真人
(
しんじん
)
と、
偽人
(
ぎじん
)
との選り分けができる。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
ぎじん(偽人)の例文をもっと
(1作品)
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偽陣
(逆引き)
一睡
(
いっすい
)
をとって、やがて
起
(
た
)
つと、諸将は、名島から松ヶ崎そのほか諸所の高地にかがりを焚き、また無数の旗じるしを、木々の枝にまでつけて、
偽陣
(
ぎじん
)
の
態
(
てい
)
を作った。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ぎじん(偽陣)の例文をもっと
(1作品)
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妓陣
(逆引き)
一方は
於呂知
(
おろち
)
を主将とする
妓陣
(
ぎじん
)
、一方は白龍を将とする妓陣、二つにわかれて、
杯
(
はい
)
を
盾
(
たて
)
とし、舌を矢として、虚々実々の婆娑羅合戦を展じたものといえなくもない。
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ぎじん(妓陣)の例文をもっと
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