“偽陣”の読み方と例文
読み方割合
ぎじん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一睡いっすいをとって、やがてつと、諸将は、名島から松ヶ崎そのほか諸所の高地にかがりを焚き、また無数の旗じるしを、木々の枝にまでつけて、偽陣ぎじんていを作った。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)