“一睡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いっすい47.1%
いつすゐ17.6%
ひとねむ17.6%
ひとねむり11.8%
いつすい5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秀吉は、意外ともせず、ひとまず眠るがいい、疲れたであろう、そち達、一睡(いっすい)の後、あらためて寄ろうと云った。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
平常(つね)の部屋(へや)に倚(よ)りかゝる文机(ふづくゑ)の湖月抄(こげつせう)こてふの卷(まき)の果敢(はか)なく覺(さ)めて又(また)思(おも)ひそふ一睡(いつすゐ)の夢(ゆめ)夕日(ゆふひ)かたぶく窓(まど)の簾(すだれ)風(かぜ)にあほれる音(おと)も淋(さび)し。
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
汽車に疲れたので先に寝た私は、ぐっすりと一睡(ひとねむ)りしてふと眼をさますと、隣の部屋で人声のするのに気がついた。
又一説(せつ)に、穴に入りてより穴を出るまで一睡(ひとねむり)にねむるといふ、人の視(み)ざるところなれば信(しん)じがたし。
此(この)日(ひ)は食(く)はず、飮(の)まずに日(ひ)を暮(くら)して、苦(くる)しき一夜(いちや)は、一睡(いつすい)の夢(ゆめ)をも結(むす)ばず翌朝(よくあさ)を迎(むか)へたが、まだ何(な)んの音沙汰(おとさた)も無(な)い、眺(なが)めると空(そら)には雲(くも)低(ひく)く飛(と)び、山(やま)又(また)山(やま)の彼方此處(あちこち)には