一睡ひとねむ)” の例文
汽車に疲れたので先に寝た私は、ぐっすりと一睡ひとねむりしてふと眼をさますと、隣の部屋で人声のするのに気がついた。
貴公たちが、がやがやいうので、折角、敵が来るまで一睡ひとねむりと思っていたのに、眼をさまされてしもうたではないか。ただ高い所へ登っただけでは、てがらでも何でもない。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「さ、僕らは一睡ひとねむりしよう」
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)