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膾炙
ふりがな文庫
“膾炙”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かいしゃ
93.2%
くわいしや
6.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かいしゃ
(逆引き)
とあるのは人口に
膾炙
(
かいしゃ
)
した詩句で、秦始皇を
弑
(
しい
)
そうとして壮士
荊軻
(
けいか
)
が
燕
(
えん
)
の太子の燕丹に易水のほとりで分れた事蹟を咏じたのである。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
また従来から久しく人口に
膾炙
(
かいしゃ
)
し
来
(
きた
)
って口に慣れているので、今殊更にこれを改めなくてもあえて不都合を感じないからでもあった。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
膾炙(かいしゃ)の例文をもっと
(41作品)
見る
くわいしや
(逆引き)
(マサニエルロは十七世紀の
一揆
(
いつき
)
の首領なり。オベエルが樂曲の主人公たるを以て人口に
膾炙
(
くわいしや
)
す。フラヰオ・ジヨオヤは羅針盤を創作せし人なり。)
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
お宮、貫一などゝいふ名は、『
不如帰
(
ほとゝぎす
)
』の武男、浪子に於けるが如く、人口に
膾炙
(
くわいしや
)
してゐる。
尾崎紅葉とその作品
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
膾炙(くわいしや)の例文をもっと
(3作品)
見る
“膾炙”の意味
《名詞》
膾 炙(かいしゃ)
生肉とあぶった肉。
人々の口に上りもてはやされること。
(出典:Wiktionary)
膾
漢検1級
部首:⾁
17画
炙
漢検1級
部首:⽕
8画
“膾”で始まる語句
膾
膾斬
“膾炙”のふりがなが多い著者
杉山萠円
徳永直
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
アーサー・コナン・ドイル
橘外男
牧野富太郎
久保田万太郎
福沢諭吉
直木三十五
南方熊楠