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膾炙
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くわいしや
ふりがな文庫
“
膾炙
(
くわいしや
)” の例文
(マサニエルロは十七世紀の
一揆
(
いつき
)
の首領なり。オベエルが樂曲の主人公たるを以て人口に
膾炙
(
くわいしや
)
す。フラヰオ・ジヨオヤは羅針盤を創作せし人なり。)
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
お宮、貫一などゝいふ名は、『
不如帰
(
ほとゝぎす
)
』の武男、浪子に於けるが如く、人口に
膾炙
(
くわいしや
)
してゐる。
尾崎紅葉とその作品
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
鱷奴が気まぐれに呑んでくれたので、多年の宿望が一時に達せられたと云ふものだ。何かこの口で饒舌れば、人がそれを直ぐに筆記する。その内容を批評する。人口に
膾炙
(
くわいしや
)
する。印刷する。
鱷
(新字旧仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
われは此俗を歌ふ一曲の人口に
膾炙
(
くわいしや
)
するものあるを知れど、急にこれに依りて思を
搆
(
かま
)
ふること能はず
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
“膾炙”の意味
《名詞》
膾 炙(かいしゃ)
生肉とあぶった肉。
人々の口に上りもてはやされること。
(出典:Wiktionary)
膾
漢検1級
部首:⾁
17画
炙
漢検1級
部首:⽕
8画
“膾”で始まる語句
膾
膾斬