“まつさつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
抹殺66.7%
抹擦33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
結局けつきよく麻雀界マアジヤンかいから抹殺まつさつされるにいたつたなどははなは殷鑑ゐんかんとほからざるものとして、その心根こゝろねあはれさ、ぼくへてにくにさへならない。
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
文化三年十一月六日とした本は手入のあとの少い本である。他の一本は此年月日を書してこれを抹殺まつさつし、かたはらに寛政八年十一月六日と書してある。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
この縄へ蜂蜜を稀薄に抹擦まつさついたして、米麦の花まさに開かんとする際にのぞみ、その穂のいただきを四、五回摩盪まとうするまでのことであります。
禾花媒助法之説 (新字新仮名) / 津田仙(著)