“集註”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しっちゅう50.0%
しゅうちゅう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朱子の「集註しっちゅう」は右の流れとは別に理論的な解釈を重んじたものであって、清朝では考証学の影響を受けながらも別派をなしていたのであるが
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
そのうちに自ら奮って『四書ししょ』の集註しゅうちゅうを読み、十五歳には『易書えきしょ』や『春秋しゅんじゅう』のたぐいにも通じるようになった。寒さ、暑さをいとわなかった独学の苦心が、それから十六、七歳のころまで続いた。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)